歯列矯正治療は痛みますか? | ||
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はじめて矯正装置を装着した数日は歯が浮いたような感覚や、痛みを感じることもありますが、 1週間程度で慣れてくるはずです。 この頃には器具を着けての食事にも慣れてくると思います。 |
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矯正開始の時期を教えてください。 | ||
個人差がありますが、上下の顎の成長がアンバランスな場合は、小学校低学年から、前歯にデコボコがある場合は小学校中学年からスタートする場合が多くみられます。 お子さま1人ひとりの状態、必要な治療は違ってきますので、矯正専門医と相談しながら、治療を進めてください。 |
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歯列矯正治療を行うメリットを教えて下さい。 | ||
矯正歯科治療は、不正咬合を正常咬合にする歯科医療です。 不正咬合とは、悪い歯並びを総称したもので、咬み合わせがずれている状態を表す矯正用語です。 不正咬合は、心身に大きな影響を与えます。 歯並びが悪ければ、咬み合わせも悪いので、全身の健康に大きな影響を与えます。歯並びを治す矯正歯科は、病気を治すのと同じように歯の正常な咀嚼機能を取り戻し、健康な体と心をつくるための歯科治療であり、正常咬合で整ったな歯並びだと、虫歯になりにくく、歯周病の予防にもなります。 つまり、歯列矯正治療によって、正常咬合にすることは、健康な体と心つくる一助になります。尚、歯列矯正治療は、成人になってからよりも幼少期に実施する方が様々な面でメリットが大きいです。 |
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よい歯並びになるために、親が気をつけることはありますか? | ||
小さいお子さまの指しゃぶり、おもちゃ、タオルや布をかむ癖、舌を出す癖は、骨格のズレを招き、歯並びが乱れる原因になります。ご両親が注意してください。 | ||
どのような歯並びだと治療が必要ですか? | ||
以下のような歯並びなら、早めに受診されることをおすすめします。 | ||
上顎前突(出っ歯)
上顎の前歯が前方に突き出している歯並びです。顎に問題のある場合、舌で上歯を押す癖が原因のケースもみられます。 |
反対咬合(受け口)
上顎の前歯が前方に突き出している歯並びです。顎が前に出ている場合、舌で下歯を押す癖も原因の1つです。 |
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過蓋咬合
上顎の前歯が、下顎の前歯に深くかぶさった状態です。かみ合せが深すぎるケースです。 |
開咬
しっかり歯をかみ合せてもいるつもりでも、上下の前歯がかみ合わない歯並びです。歯ぐきが乾きやすく、虫歯や歯周病になりやすい状態です。 |
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叢生(そうせい)
顎の大さきに比べて、歯が大きい場合です。歯がガタガタに乱れた状態です。 |
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きれいな歯並びはお子さまの自信につながります。 虫歯、歯周病対策だけではなく、これからの生き方を左右する、大きなポイントとなるでしょう。 |
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矯正費用は医療費控除の対象になりますか? | ||
歯列矯正治療は不正咬合の治療なので、医療費控除の対象になります。 医療費控除制度の詳細は、国税庁のホームページをご確認下さい。 【国税庁ホームページ http://www.nta.go.jp >>】 |